こんにちは。4日間のスリランカ中央高原地帯旅行、3日目はお茶の産地で有名なヌワラエリヤへ行ってきました。
ヌワラエリヤはどんなところ?
スリランカ中央あたりにある、海抜1880mの涼しい地域。広大な茶畑が広がる他、野菜や果物の栽培も盛んで、ガイドさん曰くヌワラエリヤの野菜はものすごく美味しい。とのこと。車で走っていると、道の途中に野菜を売る露店がたくさん見られました。
また、イギリス統治時代からの建物が多く立ち並び、「リトル・イングランド」とも言われています。その名の通り、ここはスリランカなのか・・?という風景にたくさん出会うことができました。
ヌワラエリヤへの行き方
今回はエッラを基点としていたので、エッラから車で約2時間の旅でした。山道も多いので、酔いやすい人は酔い止めを用意したほうが安心かと思います。
↓3歳から服用できる酔い止め。次の一時帰国で買う
コロンボやコロンボ空港からだと陸路ではかなり遠いので、中間あたりのキャンディへ旅行してから足を伸ばす、という周り方も多いようです。キャンディからは車で2時間半。豪華鉄道エッラオデッセイでもコロンボ→キャンディ→ヌワラエリヤ(ナヌオヤ駅)へ行くことができます。
ヌワラエリヤで行ったところ
Adma Agro Strawberry Farm Shopでいちごを食べる
スリランカで偏食我が子たちがいつもお世話になっているいちご。このいちごたちはヌワラエリヤで栽培されているそうです。コロンボで売っているいちごはほとんどJagroというところのものですが、Jagroの畑は少し遠いので、ヌワラエリヤ中心地にあるこのお店へ。
ここはいちごを使ったスイーツやドリンク、いちごそのものを買えるお店。駐車場も店内もトイレもとても広くて、雰囲気としては観光地にたたずむ「お菓子の城」的な感じ。(あのお土産たくさん売ってるところ)
2時間の車移動で疲れたので、休憩のFresh strawberries with Ice cream。確か一つ890ルピー(四百円くらい)。
アイスも美味しかったし、上に乗っているいちごがスリランカで食べた中で一番甘いいちごだった・・!見る限りここの敷地にあるいちご畑のビニールハウスはさほど大きくなかったので、ヌワラエリヤ外に流通することはあまりないと思われます。。多分。
ペドロ茶園で午後の紅茶を味わう
少しお腹が満たされ、お昼にはまだ早い時間だったので、午後の紅茶レモンティーに使われている紅茶を作る、ペドロ茶園へ。
ここでは最初に500ルピー支払って、紅茶工場の見学をすることができます。
工場内は写真撮影禁止。そしてこちらの工場、夜中から早朝にかけて稼働して紅茶を作るので、実際に機械を動かしているところを見ることはできませんでした。
バカンスシーズンで人が多かったのかそれとも週末はいつもなのか、一度のツアーで30人くらいが周るので、説明員のお姉さんについて行くのがやっとな状態。スリランカ人が多かったためか、まずはシンハラ語で説明があり、その後外国人数名を集めてなぜか小さな声で英語で説明するスタイル。英語も大きい声で話してくれていいのですが・・。
以前、HattonというエリアにあるCeylon Tea Trailsで紅茶工場見学(宿泊者は無料)をしたのですが、その時のほうが実際に機械を動かしてくれたり説明員の方がテイスティングのやり方を見せてくれたりと、わかりやすかったなぁという印象です。
でもきっと紅茶を詳しく知りたい人たちへのもっと詳しいツアーは行われていると思うので、GetYourGuideなど現地ツアー会社が出しているこういったツアーに参加したほうがいいのかもしれない、と思いました。↓
最後に茶畑を背景に写真を撮ったり、紅茶を飲んだり。ここの茶園は「Lover`s Leap」という紅茶が有名だそうです。コロンボでは見たことがなかったので、入口の売店で購入。120g 1000ルピーでした。
ストレートで飲むと、まろやかでかなり美味しいです・・。その後コロンボのスーパーで、ティーバッグ20個入りで1700ルピーのものを発見。お土産にもっと買えばよかった。
グランドホテルでアフタヌーンティー
ヌワラエリヤはイギリスを感じさせるホテルがたくさんあり、その中でも130年以上の歴史があるグランドホテルに行ってきました。
お庭も建物も素敵です。
この写真だけ見ると、本当にスリランカなのかイギリスなのかわからない・・
ホテルの入り口前には国旗がずらり。
日本の国旗もある。と思ったら、翌日「私がここに来た時に挙げてもらったよ」という方に出会う。20年前にスリランカに来られてスリランカの教育支援などに尽力されたそう。ホテルの人も、急遽他の国旗を取り下げて日本国旗を揚げたのだとか。日本を好きでいてくれているスリランカ人が多いのは、こういった先人のお陰なのだなぁと思いました。
グランドホテルのアフタヌーンティーはお昼から注文できる
グランドホテルにはインド料理やタイ料理のちょっと格式のありそうなレストランがいくつか入っているのですが、おそらく一番人気なのがテラス席もあるこのt-lounge。アフタヌーンティーセットは3時以降じゃないとやってないのかな、と思いながら入店したのですが、お昼の時点で注文している人が多数。すぐに注文できるよとのことで我が家も早速注文。
3段トレイのセットに追加されるドリンクの種類で値段が変わるようです。
アフタヌーンティーセット1名分+スパークリングワイン+紅茶(Rs.7500)を注文。
7500ルピー(3千円強)のうち、3000ルピーはスパークリングワイン代だと思われます。紅茶だけのセットだと、4500ルピーくらいだと思います。
人数分ではなく、2人で1名分のティーセットを注文できました。1人1つは食べきれないのでありがたい・・
それでもかなりボリュームがあります。
1番上の段はスリランカっぽいほんのりスパイシーなフィンガーフード。ツナサンドとか、ピリ辛春巻きとか。
ボリュームたっぷりサンドイッチ4種。かなり食べ応えがあります。
デザート4種。小ぶりですが、甘くて満足感あり。チョコレート、ナッツ、ベリー、柑橘味という異なる味や食感がミックスされていて食べ飽きません。
この他に小ぶりなスコーンもきました。
ヌワラエリヤは冷涼な気候なので、オープンテラスがめちゃくちゃ気持ちいい。
ここでは日本人の旅行者も見かけました。
食後はお散歩。お庭が可愛い。
公園発見。ブランコと、大きめの滑り台がありました。移動も多かったしなかなか体を動かしていなかったので、子どもたちはここで遊んでいる時が一番楽しそうでした。遊具の状態も綺麗だし、日陰は涼しいので親も付き添いやすい・・!
グレゴリー湖でボートに乗る
ヌワラエリヤの中心地に位置するグレゴリー湖。湖の周りは芝生で覆われた綺麗な公園になっています。外国人は入場料数百ルピー必要でした。この辺りに住んでいたらお散歩しに来たい。(毎回入場料は辛い)
湖にはたくさんのボートやスワン、スピードボートの姿が。我が家も乗ってみることにしました。
スワンに乗ろうとしたら、スワンは定員が大人2名+子ども1名のため、我が家は定員オーバー。8人乗りくらいのボートに乗って湖を一周してもらいました。6000ルピー(三千円弱)とお高めでしたが、ヌワラエリヤの景色をたくさん見られたし30分くらいかけて回ってもらえたのでよし。
今回は意外にもグランドホテルの公園で時間を過ごしてしまったため、有名な郵便局は車窓から見るのみにして、ここで帰宅となりましたが、ここで一泊できるのなら紅茶工場をホテルにしたヘリタンスティーファクトリーや、スリランカでよく飲まれている牛乳を育てているAmbewela牧場、もっと余裕があればホートンプレインズ国立公園なども行ってみたい。
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