4月の休暇は日本に一時帰国していました。コロンボから日本へ行くのに、他社よりかなり安く、そして乗りやすい時間帯で運行していた中国東方航空。これが快適なら日本への帰国のハードルがちょっと低くなる!でもネットで検索していると悪い評判もちょこちょこ見かける。百聞は一見にしかず、というので7歳4歳の子連れで実際に乗ってきたレビューです。
浦東空港での乗り継ぎの流れ

コロンボの深夜便に乗り、上海に到着したのは朝の5時過ぎ。(コロンボ時間ではまだ夜中の2時なので眠い)どうやら私たちの便が到着したのは、サテライトターミナル1だったようです。
上海浦東国際空港のサテライトターミナル(S1・S2)は、2019年9月に開業した世界最大級の単一建築のサテライト施設。H字型の設計で、総面積は約62万平方メートル、搭乗ゲートは100以上備えています。本館の第1ターミナル(T1)および第2ターミナル(T2)の南側に位置し、地下の自動運転シャトル(APM)で接続されています。移動時間は約3分、5分間隔で運行されています。
・利用航空会社:
– S1: 主に中国東方航空(MU)、上海航空(FM)、JAL(日本航空)などが発着します。
– S2: ANA(全日空)、中国国際航空(CA)などが利用しています
• 施設とサービス: サテライト内には、航空会社のラウンジ、免税店、飲食店(スターバックス、バーガーキングなど)があります。また、S1とS2の天井の色が異なり、S1は紺色、S2は黄色でデザインされています 。
飛行機を降りたら、ひたすら「转国际,港澳台」に向かって進みます。これは「国際線・香港・マカオ・台湾へ乗り継ぎ」という表示。国内線乗り継ぎの場合は「转国内」に進みます。

わからない時は、途中で立っている係員の方に次のフライトの搭乗券を見せれば「あっちだよ」と案内してもらえます。とにかく広いので、助けてもらえるのありがたい。。
写真のようなポイントに着いたら、次の搭乗券を機械にかざしてゲートを通り抜け、荷物検査を終えるともういつでも次のフライトに乗れる状態になります。荷物を受け取る必要もないし、身軽で乗り継ぎ、楽!!!
早朝着の浦東空港、何をする?
本館ターミナルの方は早朝から開いている免税店やレストラン・カフェなどがあるのかもしれませんが、サテライトターミナルはほとんど見当たらない・・!(あるところにはあるのかも)子ども2人連れて、寝不足で広いターミナルを歩き回る気力体力もないので、潔くゲスト2名分を支払ってプライオリティパスが使えるラウンジを探すことに。
プライオリティパスが使えるラウンジ「China Eastern Airline No.137 Lounge」
ラウンジマークを探して到着したエレベーター。

わからないけど、とりあえず5階に行ってみよう!と行ってみたところ、No.137はプライオリティパス対応のラウンジということで入ることに。(135も対応しているようです。119は非対応)

プライオリティパス公式サイトでは、この137ラウンジについての記載はありませんでしたが、入れましたというレビューがたくさんあるので、対応しているのかと思います。もしダメだったら、4階の135に✊
座席・内装




サテライトターミナルは新しくて綺麗なので、ラウンジ内もとても新しい・・!ほとんどのシートにプラグ+USBの差し込み口がついていて、充電には困りませんでした。シートもダイニング用、ゆったりくつろげる広いソファ、仕事をしたい時に使えるビジネスシートなど様々。


6時オープンの6時過ぎに行ったからか、ほとんど一番乗りでした・・!
食事・飲み物




食事の種類はさほど多くないものの、生野菜、フルーツ、温かい中華料理、ソーセージなどの洋風メニュー、餃子と肉まん、パンなど一通り揃っていました。中華料理の温かい食事は日本人にも食べやすいと感じました。茹でたてのラーメンも注文でき、素ラーメンに好きな具を自分で載せられるので、我が家の7歳娘は素ラーメンを喜んで食べていました。


設備・サービス
キッズスペース
私が利用した時はおそらく開いてなかったのですが、未就学児の子どもが遊ぶのに良さそうなキッズスペースがありました☺️




ラウンジ内にキッズスペースあるの、嬉しい。確か授乳室やおむつ替えができるスペースもあったと思います・・!
シャワー
シャワー室もいくつかありました。今回は利用しませんでしたが、フロントに予約しに行くタイプだと思います。
仮眠室
仮眠できそうな個室がありました!眠かったしトランジット時間もたくさんあったので利用すれば良かった・・子ども2人と一緒にうまく眠れる自信はありませんが・・。
ネット接続と注意点
ラウンジ内では、中国東方航空ラウンジ独自のWiFiが利用できました。パスワードを入力すればすぐに使えるので、浦東空港内で利用できる無料WiFi(携帯電話に認証番号を送るorパスポート写真を登録する)よりは手軽に使えます。
中国では独自の閲覧規制があり、LINE, Google全般、インスタグラム、What’s App、Youtube、Netflixなどは基本的に見ることができません。そんなこともあろう!とNord VPNを準備して行ったのですが、なんでか使えず・・なんでだろう😭中国での利用に特化したVPNもきっとあるんだろうなと思います。(夫に、ついたよー!と連絡するのは試行錯誤の末Yahooメールで送りました😂)



トランジット時間も、ほとんどのアプリは利用できないと思ってあらかじめダウンロードをしていった方がいいかと思います。
オフラインで利用できるアプリがたくさんあるのでおすすめなキッズ用タブレット





我が子たちはオフラインでできるアプリで遊んだり、Youtubeプレミアムでオフラインダウンロードした動画を見たり、うたた寝したりしていました。
いつも子どもにiPadを専有される私、ついにキンドル端末を買ったのですが、本が読みやすくてとても良かった・・


乗り継ぎ便に搭乗
大阪行きのフライトの搭乗時刻に近くなったので、ラウンジをでて移動。ゲートもたまたま近くて、手荷物検査もすでに終わっているのでパスポートと搭乗券チェックのみで楽々搭乗できました😊
中国東方航空乗り継ぎ便利用・まとめ
・トランジットは空港が混んでいなければとにかくスムーズで、子連れでも楽にできた
・バゲージスルーで行けるところがほとんどだと思うけれど、一応最初のフライトにチェックインする際に係員の方に確認すると安心です。
・わからないことがあれば、空港職員さんに聞けるのでなんとかなる
・サテライトターミナルのラウンジは新しいので綺麗で充電設備なども使える。
・ネット規制があるので、乗り継ぎ時間を利用して仕事をしたい時には不向き(このブログを書いているワードプレスは使えました)
・航空券の料金が安いので全てはOK



お読みいただきありがとうございます
スリランカ航空の搭乗レビュー




シンガポール航空の搭乗レビュー(また乗りたいな)




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