始まりは見知らぬ信用金庫口座
母「悪いけどこれあんたの口座やから、旧姓から名義変更しといて欲しいねん。それで定期預金を解約してその口座にでも移しといて欲しいねん」
渡されたのは、地元の信用金庫の私名義の口座と定期預金の証書。私は全くノータッチの口座でしたが、私名義のため、私が信用金庫に行って手続きをすることに。定期預金は、金利が低くて預けておいても仕方がないので別のところに入れるか何かして老後の備えとするらしい。
「多分この印鑑だと思う」と印鑑と通帳、証書を受け取り、娘を抱っこ紐で信用金庫へ。
そもそも子どもの名義で預金口座を作るべきか?
出産祝い、児童手当、お年玉など、子どもに対する収入があればお金を入れておく場所が欲しい、、というか実際私も娘の口座を作りました。(まだノータッチだけど)他にも子どもの教育費を入れておく口座が欲しい場合など作りたくなるタイミングはあると思います。しかしその口座の管理をいつ子どもにバトンタッチするか、タイミングによっては、すごく面倒なことになる、、と今回実感。
本人確認ができない
後からわかったのですが、定期預金の解約自体は旧姓から結婚後の苗字への名義変更をしなくても行えるようです。
銀行について私はまず最初に名義変更をしようと思いました。必要なものは
・旧姓から新しい姓に変わったとわかるもの→免許証に記載がある
・住所が確認できるもの→通常は免許証や住民票でOK
でした。
苗字の変更については免許証を持っていたのでクリアしましたが、住所が確認できるものを持っていない。一時帰国中なので住民票もなく、結局住所確認ができないため本人確認ができないとなりました。
印鑑が海外に・・
名義変更しなくても、定期預金は解約できるとのことで、そうしてもらうことに。(解約しぶられましたが)しかし実家にあった印鑑は、どうやら登録していたものと一致しなかったようです。 私が一つ、渡航先に持って行ったものがそれなのかも。。
ということで、定期預金の解約もできませんでした。実家暮らしならこうはなりませんでしたが、海外に住んでしまうと、次に印鑑を持ってこられるのがいつになるかわからない、という状況になります。
成人後、特に女性の結婚後に口座を渡すのはちょっと面倒
意図があってそのタイミングで預金口座を出してくると思うのですが、銀行に行って名義変更をして、というのは少し面倒(文句言うなと言う感じではありますが。結婚してから名義変更する場所の多さというと。でもパスポートよりはめんどくさくない)
遠方に住んでいる場合、実家のある地銀や地方信金で作られた口座はちょっと面倒
東京に銀行窓口とかATM少ないので。。最近はATMも各信金口座対応してるか。
教育費を積み立てた場合、子が成人すると親が引き出せない
子が成人すると、口座を操作できるのは子どもになるそうです。そのため、親が使う子どものための資金は親名義の口座で管理するのがいいようです。
子どもの名義で預金口座を作るなら
自分名義の口座なのに動かせない、そのような状況に陥っていることから私が子ども名義で預金口座を作る場合
- ネットバンクまたはメガバンク(ゆうちょも?)で口座を作る(メガバンクだと子どもが就職した時に給与振込口座とか作ってかぶるかもしれないからネットバンクかな)
- 入金するのは祝い金、お年玉くらいにする
- 贈与税がかかる110万円以下にする
- 実家を離れる前に渡す
地銀とか信金だと引き出しにくいと言うメリットもあるかもですが、、
家を離れて、海外に住んで何かと手続きが煩雑になり、一度預金口座について考えてみました。
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