
先日、福岡空港の国際線ターミナルを利用してコロンボに帰ってきました。
日本各地はもちろん、韓国・台湾・中国などアジア各国と結ぶアクセスの良さで人気の福岡空港国際線ターミナル。福岡市中心部から地下鉄で約10分と、アクセス抜群なのも魅力のひとつです☺️
この記事では、2025年3月28日にグランドオープンしたばかりの国際線ターミナルにある免税店、飲食店、ラウンジ情報、そして交通アクセスや手荷物サービスなどご紹介します。コンパクトながら便利で快適なターミナルで、日本の良さがたくさん詰まった場所でした✨
福岡空港からの海外旅行を考えられている方は、ぜひ参考にしてみてください☺️
福岡空港とは?
福岡空港は、九州最大の空港であり、福岡市の中心、博多駅から地下鉄で約5分というアクセスの良さが魅力。市街地にこれほど近い空港は国内でも珍しく、旅行や出張にとても便利です。国際線ターミナルはコンパクトながら機能的に設計されており、利用しやすいのもポイントです。

就航地は韓国、台湾、中国、タイ、フィリピンなどアジアの主要都市への直行便が多く、短距離国際線のハブ空港としても注目されています。就航航空会社には、大韓航空、アシアナ航空、チェジュ航空、エアプサン、チャイナエアライン、中国東方航空、キャセイパシフィック、ベトジェット、ANA、JALなどがあり、日韓・日中便を中心に多くのフライトが発着しています。
国際線ターミナルは2025年3月のリニューアルオープンで、免税店やラウンジ、フードコートなどの施設が充実✨小さな空港ながら効率の良い動線とサービスの質の高さが評価されています。
世界の巨大空港に比べると規模は控えめですが、「使いやすくてストレスが少ない空港」として国内外の旅行者から高い評価を受けています。

利用者が少ない分、チェックインや手荷物検査もスムーズ、搭乗ゲートまでもすぐに着いて、本当に移動が少ないコンパクトな空港って楽・・!と思いました。
福岡空港の国内線・国際線ターミナル
国内線ターミナルについて
福岡空港の国内線ターミナルは、地下1階から3階まで。1日を通して多くの国内便が発着しており、ANA・JAL・ソラシドエア・ジェットスター・ピーチ・スターフライヤーなどが運航しています。
- 地下2階:駐車場や地下鉄福岡空港駅に直結。
- 地下1階:到着ロビーがあり、手荷物受取所や出口が配置されています。
- 1階:チェックインカウンターや出発ロビーがあり、各航空会社のカウンターが並んでいます。
- 2階:保安検査場や搭乗ゲート、飲食店やショップなど
国際線ターミナルについて
国際線ターミナルは、地下1階から3階まで。
- 1階:到着ロビーがあり、入国審査や手荷物受取所、税関があります。
- 2階:チェックインカウンターや出発ロビー。
- 3階:出国審査後のエリアで、免税店や飲食店、ラウンジなど。
ターミナル間の移動・アクセスについて
国内線と国際線のターミナルは約1.3km離れており、無料のシャトルバスが5~10分間隔で運行しています。所要時間は約10分ほどなので、国内線と国際線の乗り継ぎもスムーズです。
地下鉄が繋がっているのは国内線ターミナルのみ。そのため、国際線で福岡に到着して、地下鉄で市内に向かいたい場合はこのシャトルバスに乗って国内線ターミナルに移動する必要があります。
新オープンの国際線ターミナル(出国後・制限エリア)
出国手続きを終え、制限エリアに入ると、和のテイストがとってもおしゃれな空間が広がっていました。




エリアの中心には、福岡の名物である八女提灯や博多織、酒樽を組み合わせた高さ8.7mのシンボルオブジェ「YAGURA」があります。
エリア内のマップを確認すると、こんな感じ。


ショップ名が黒塗りされていて、オープンがまだのお店もたくさんありました。セブンイレブンはオープンしていたのかな・・見つけられませんでした。コンビニを利用したい場合は出国前のエリアにローソンがあります。
ラウンジは、地図の左の方に2箇所あります。
販売面積が2倍に拡張!免税店エリア
免税店は中心部分に広々としたお店がありました。ブランドブティックやコスメ、ファッションを合わせると129ブランドが入居しており、免税店初のコスメ・ファッションブランドなど45ブランドが新規出店となっています。
免税エリアを入ってすぐにはISSEI MIYAKEやKENZO、Onitsuka Tigerなど日本発の世界的ブランドのショップが。
コスメエリアも楽しかった!資生堂のブランドで、「樹木との共生」をテーマに掲げた「BAUM」や、オーストラリアのスキンケアブランド、「Aesop」、ギフトにも人気の「SABON」、植物由来の成分を使用したスキンケアやボディケア、ヘアケアなどのブランド「Osaji」(個人的に好き)など、免税店であまり見ないお店がたくさん出店しています。


もちろん有名なインターナショナルブランドや、ソフィーナ・エリクシール・アネッサあたりの使いやすい価格帯のものも免税で取り扱っていました☺️
ゲート52Aの近くには、小さいけれどコクミンドラッグが入っていて、日用品やちょっとした化粧品や薬、お菓子やカロリーメイト、カップラーメンのような食品(お湯はない)、飲み物などが売っていて、搭乗前に最後のお買い物をしておこう!というお客さんで賑わっていました。
ビールやハイボールなどの缶も冷えていたので、買ってからフライトに乗り込みました。


新フードコート「HAKATA FOOD HALL」
とっても使いやすかったフードコートの「HAKATA FOOD HALL」。「賑やかな屋台街」をコンセプトとしたフードコートは、店員さんたちも元気で明るい雰囲気。


座席も、テーブル席や、コンセントと充電プラグのついた横長の席など様々で、グループ旅行にも出張にも使いやすい雰囲気でした。


お店のラインナップはこんな感じでした
① 釜喜利うどん(うどん)
② レイリー(ハンバーグ・カフェ)
③ 博多ぐるぐるとりかわ&うなぎ 竹乃屋(焼鳥・うなぎ)
④ 博多長浜海鮮丼 うみの食堂(海鮮丼)
⑤ 天ぷら×焼餃子 屋台◎まるに(天ぷら・餃子)
⑥ 元祖もつ鍋 楽天地(もつ鍋)
⑦ 和心とんかつ あんず(とんかつ)
⑧ 博多ラーメン専門店 幸ちゃんラーメン(ラーメン)
ラーメンは千円くらいからという価格帯。朝だけど、フードホール内はうどんやラーメンのいい香りが漂っていて、どれにするかめちゃくちゃ迷いました☺️LCCだと食事が出ないフライトも多いので、美味しいものが気軽に食べられるフードコートがあるのは最高です。



搭乗ゲートのほぼ端っこにはスタバもありました(免税店からちょっと歩きます)
福岡空港発・アジア海外旅行を探す
ローカルフードやショッピングが楽しめる韓国、台湾、香港、シンガポールや、ビーチリゾートが楽しめるマレーシア、セブ、プーケット、ダナンなども福岡空港からフライトがあります♪
空港ラウンジは2箇所
ラウンジ福岡
2024年9月27日にリニューアルオープンしたラウンジ福岡。契約航空会社のビジネスクラス利用者・上級会員の他、プライオリティパスでも入ることができます。




ラウンジ内では福岡の伝統工芸品が随所に散りばめられているほか、福岡県産のい草を取り入れたソファやテーブルなども配置し福岡らしさを演出。トイレの洗面台には福岡の焼き物を使った洗面ボウルも。
軽食・ドリンクメニューはカレーなど定番メニューに加え、新たに明太フランスや博多ラーメンなどの福岡名物や、福岡県産の日本酒や焼酎も揃っています。
調べていると、設備も食事などのサービスもとても評判のいいラウンジとのこと・・✨今回はフードコートで過ごしたら搭乗時間になってしまったので利用せず。。!
大韓航空ラウンジ
主に大韓航空利用者に向けたラウンジで、営業時間は毎日 8:30~10:30、12:40~16:40、18:00~21:00と、大韓航空フライト時間に合わせて開いています。プライオリティパスでも利用可能です✊
ラウンジ福岡と同様、ソフトドリンク、アルコール類、軽食(おにぎり、カップラーメン、スナックなど)が提供されています。営業時間も区切られているので、大韓航空を利用する方以外であれば、ラウンジ福岡に行くのが無難かな?と思います。
ラウンジ利用時の注意点
ラウンジはどちらもターミナルの端の方にあります。
コンパクトなターミナルなのであまり問題ないとは思いますが、搭乗ゲートが反対の端っこだった場合、10分近く歩くことになると思うので少し注意です。


福岡空港国際線ターミナルのアクセス
福岡空港国際線ターミナルへのアクセス方法は、主に以下の3つがあります。
🚇 地下鉄(福岡市地下鉄 空港線)
地下鉄は現在では国内線ターミナルのみ直結しています。国際線ターミナルからは、無料連絡バスで国内線ターミナルまで移動し、そこから地下鉄空港線に乗車します。
• 所要時間:博多駅まで約11分、天神駅まで約17分
• 料金:博多駅まで260円、天神駅まで300円
• 運行時間:5:30〜24:00頃(約4~8分間隔)
🚌 バス
国際線ターミナルからは、天神・博多駅方面などへの直行バスがあります。
• 所要時間:博多駅まで約15〜30分(渋滞状況により変動)
• 料金:260円~360円程度(行き先によって異なる)
国内線ターミナルからは九州の各県へアクセスできるリムジンバスも走っています。
🚖 タクシー
タクシーで国際線ターミナル1階の出発ロビーまで行くことができます。特に荷物が多いときや子連れ旅行、深夜・早朝利用に便利。我が家も荷物が多い&子連れなのでタクシーで行きましたが、20分ほどで行けて楽でした✨
• 所要時間:博多駅まで約15分、天神駅まで約20分
• 料金:博多駅まで約1,500〜2,000円、天神駅まで約2,000〜2,500円



朝は「GO」のアプリですぐにタクシーが呼べたし、本当にストレスフリーでした
空港手荷物の宅配サービスはある?
ホテル・自宅と空港の間を、先にスーツケースなどの手荷物を送ってくれる宅配サービス。国際線ターミナルの1階には、佐川急便やヤマト運輸のカウンターがあります。
他にもCARGO PASS Airporter FUKUOKA(カゴパス)という福岡空港と福岡市内の提携ホテル間の当日配送サービス(1個550円〜)を受け付けているカウンターがあります。(14:00までに手荷物を預けると同日18:00に宿泊先のホテルで受取可能。)
同じくスーツケースをホテルと空港の間で届けてくれるDeli Bagというカウンターもあります。
まとめ
福岡市内から空港へのアクセスも、空港内での移動も楽々で、かつフライト先の上海までは1時間半ほどで着いたので、本当に何もかもスムーズな出国になりました✨最次も機会を作って福岡空港を利用したいくらいです。福岡空港への到着の方も、コンパクトなので入国審査もスムーズ、預け荷物が出てくるのもすごく早かったとのことで、こちらも最高・・。ご飯も美味しいし、また福岡に行きたくなりました。
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お読みいただきありがとうございました♪
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