MENU
KIKO
2022年4月〜スリランカ駐妻1年目
2018-2020年はバングラデシュにいました
海外営業→秘書→無職2姉妹の母
大福・ごま汁粉・チーズケーキが好きです

問題山積のバングラデシュ

本ページは広告が含まれています。This page contains advertisements.

f:id:chinamk:20200512225710j:plain

ダッカから持ち帰って来た冬服たちは役目を終え、もう半袖のシーズンになってきました。欧米では規制緩和が始まり、久しぶりに外に出た人たちが「やっぱり外はいい」と言っているような報道を見かけますが、バングラデシュはまだまだこれからが厳しい局面になりそう・・という感じです。 バングラデシュの日常に戻るまでの問題が色々ありすぎて、さほどこの国を好きだと思ったことはないのですが、それでもなんだか心配になるし、色々と調べてしまいます。

目次

バングラデシュ・COVIDー19 1日の感染者数1000人を超える

https://assetsds.cdnedge.bluemix.net/sites/default/files/styles/big_5/public/news/images/chart_52.jpg?itok=vtYASmVX

Test rate still very low | The Daily Star

私が日本に戻って来た3月後半にはまだ十数人レベルだったバングラデシュ内のコロナ感染者。日に日に増えて、5/11には1日の感染者数が1034人と、初めて1000人を超えました。そしてトータルの感染者数は1.5万人を超えました。

そんな中、工場や都市部のオフィスなどでも限られた人数での稼働が始まり、4月のロックダウン状態と比べると、かなり人の動きが増えているようです。

 

上記の記事で挙げられているのは、バングラ国内のPCR検査数の少なさ

1000人あたりの検査数はバングラデシュは0.7件

インドの1.17、パキスタンの1.28よりさらに低い数字です。

先進国はというと、米国は16.3、ドイツは30.4、イタリアは41

検査数を増やすことでさらに感染の拡大がどれくらいなのかつかめるようになる、とのこと。

日本は1.9と先進国の中ではかなり低めです。国内外から検査数の少なさを問題視されているとニュースで見ることがありますが、確かに全然違いますね。。

スポンサーリンク


 

 

中東からベンガル人出稼ぎ労働者の帰国を求められる

義実家で読売新聞を読んでいたら珍しくバングラのコロナ関連の記事が大きく載っていました。

UAEなど中東諸国には数十万とも言われるバングラデシュ人出稼ぎ労働者が滞在しています。しかし多くの労働者が生活をしているところでは、コロナの感染が広がる可能性がある、ということでバングラデシュ政府に出稼ぎ労働者たちを帰国させるよう要請していると言います。 

帰国した人たちを隔離させる十分な場所も確保ができず、自宅隔離とすることでさらなる国内感染の増加が危ぶまれる、とのこと。

ダッカに到着してから何万人もの人たちが故郷に帰ったとしたらもうなんだか全然追えなくなりそうだし、彼らも生活があるので自宅にこもって果たして生活ができるのか。。

バングラデシュGDPの約5%を占める、出稼ぎ労働者からの海外送金。彼らが帰国することは、その家族にとっても経済的に痛手を負うし、国としても送金が減るのは痛手。次にいつまた働きに出られるかわからないし、問題山積です。。

 

デング熱シーズン突入

デング熱といえば、去年の7/31、24時間で1000人が病院に運び込まれたとニュースがありました。

例年,デング熱(デングウイルス感染症)を伝播するネッタイシマカは6月末から11月に繁殖期を迎え,この期間にデング熱の発症数が増加します

 

デング熱とは

・人から人へ、蚊を介して感染

・感染すると2〜14日後に2割から4割の人が発症

・38~40℃の発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,発疹

・有効なワクチン、療法がない

【デング熱】注意喚起有り。我が家も対策をしなくては・・ – 南アジアで子育て

コロナと違って飛沫感染しませんが、有効なワクチンや療法がないことは同じ。また、一度かかると抗体ができるのではなく、二度目かかったときに更にひどくなるというこれはこれで厄介なやつ・・。

ダッカの家は、いわゆる外国人駐在員たちが住む高級アパートでも普通に隙間が多いので蚊が入って来ます。今年に入ってから私は常に手元にスマホと共に電撃殺虫ラケットを置いていました。とにかく蚊に刺されるのを防ぐしかないので、またダッカに戻るときには虫除けグッズたくさん買っていこう・・。

 

自分の生活関連↓

日本食材の船便お届けサービスストップ

日本食材があまり手に入らない国において、一部の企業が福利厚生の一環として利用できるようにしている日本食材・日用品のお届けサービス。お米や調味料、日本のお菓子やレトルト食品、オムツや粉ミルクなど決められた重量まで購入できるもので、大変大変重宝しています。ダッカの場合、注文してから1〜2ヶ月ほどで到着します。

3月初めに注文していた品物たち、その後帰国になってしまったので受け取りをどうしよう、と思っていると、輸送が困難になったのでキャンセルさせてくださいと業者から連絡が。現在も配達がストップになっている国が多いようです。

スポンサーリンク


 

 

日本から送った船便もどこにあるのか・・

夫の会社の福利厚生?で、海外に2年滞在した駐在員は、船便で一定量の荷物を送ってもいいというものがあり、我が家も娘のモノを色々と送りました。

・IKEAのおままごとキッチン

・義母からのプレゼントのトランポリン

・ドーバーパストリーゼ1リットル(コロナ対策よりもカビ対策)

・「悟空のきもち」の「うどん」掛け布団型2セット

など。

「うどん」に至っては、去年のいつかに注文したものが12月に義実家に届き、その後船便に出しているのでうどんで寝られるのはいつになることやら・・今我々の荷物は日本にいるのか?海の上なのか?バングラデシュの港なのか??

とにかくカビていないことを祈る限りです・・。 

 

家中カビている可能性

今年の初め、住んでいるのに掃除しているのに日々何かがカビていくという現象が起きた我が家。

 

1年で最も暑いかもしれない4、5月。お手伝いさんも出勤できない状況なので、閉め切った我が家は既にカビの巣窟になっている可能性大。

こんなとき、Twitterで、「マレーシアで2ヶ月間閉めていたデパートを再開させようとしたら品物がめちゃくちゃカビていた」というツイートを見つけ、我が家もそうなっているのではないかと不安が押し寄せています。うちのお手伝いさんはなんだかめちゃくちゃいい人なので、外に出られるようになったら来てくれそうですが。。

 

 

早くダッカから脱出して外出ができる国に行きたい・・と思っていましたが、不自由な生活なりに娘も小さい頃からプレスクールに通えたり、私も少しだけ自分の時間を持てていたり周りにいい人しかいないという生活だったので、今となっては日常も少し良かったなぁ・・と思うようになっています。

娘が産まれてから親子3人で日本に長期滞在するのは初めてなのでできる範囲で楽しみつつ、バングラデシュやその他途上国のことも頭の片隅に置いて過ごしていこうと思います。

 

 にほんブログ村 海外生活ブログ バングラデシュ情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外駐在妻へ
にほんブログ村

スポンサーリンク


 

 ABOUT– この記事を書いた人-

f:id:chinamk:20190904155915p:plain

KIKO

バングラデシュ駐妻2年生。2歳児の母。普段はぐだぐだ引きこもり生活。反動で海外・日本では子連れお出かけ多め。旅は、計画を立てるところから好き。詳しいプロフィールはこちらから。

シェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2018年〜2020年バングラデシュ帯同
コロナで帰国後2022年4月からスリランカ駐妻になりました。
南アジアで姉妹子育て中です。
バングラデシュ・スリランカの生活、駐在帯同準備、妊婦ひとり暮らし、0歳児と2人暮らし、子連れ海外旅行などについて書いています。

コメント

コメントする

目次
閉じる